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ツボに乗る

鍼灸院の風景

ツボって何なの?

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こんにちは、札幌の快気堂鍼灸院白石の副院長、鍼灸師(しんきゅうし)の須藤るると申します。

今日は、「ツボって何なの?」ってことについて書いてみようと思います。

ツボ?

みなさんも、「ツボ」って一度は聞いたことがあるかと思います。

女性なら雑誌an・◯nの「美容・ダイエットツボ特集」「冷え対策のツボ特集」、健康雑誌に「肩コリにサヨナラするツボ」とか、テレビで足つぼマッサージで悶絶する芸人さんを見たり、ドラッグストアでツボ押し棒だったり、イボイボのついた足つぼサンダルもあったりしますよね。

あとは、お灸する場所というイメージでしょうか。

押すと痛気持ちいい場所というイメージもあるかな。

「ツボって何?」をいくつかの視点で見てみようと思います。

ツボってね!

簡単にいうと

【ツボは、身体の痛みや、動きづらくなっている場所に対する治療点】です。

そのツボを使った治療法が星の数ほどあり、その治療法によって「ツボ」がどんなものかとらえ方が違います。

①東洋医学では、身体には12本の線路のようなもの(=経絡)があり、それに対してその線路上の駅にあたるのがツボとします。

どこかが痛くなった場合は線路上の駅が渋滞していると考え、同じ線路上にある違う駅であるツボを使って、流れをよくして,痛みを治療すると考えます。駅と駅が離れていたりするので、効き目は緩やかで時間がかかる場合が多いです。

②私の治療院が使う「整動鍼」のツボの考え方は、身体のバランスがなんらかの原因で崩れて、ひっぱりあっこしている、身体の緊張点と考えます。

綱引きの片側が痛む場所、逆側が治療する場所。そう考えると、引っ張り合っているうちの片方が緩めば,自動的に逆もゆるむので、一瞬で身体の硬さや,痛みは緩和します。

ツボの大きさについても、1円玉から500円玉くらいとしている流派もあれば、「整動鍼」ではゴマ粒大から、大きくてもボールペンの太さぐらいだったり、様々です。

鍼の仕方のお国柄

ツボに対しての鍼の仕方も、これまた様々です。

中国や韓国では、釘かな?っていうぐらいの明らかに太いはりを手でギュッと握って「ぐさっ」と刺したりする流派もあります。

手法によっては、そのままざくざくざくっと何度も同じ場所を刺したりします。

すごく大胆ですね。

さすが日本人。日本は、繊細な鍼灸です。

さて、日本は真逆です。

髪の毛ほどの細い鍼を使います。目を細めないと見づらいぐらいの鍼の細さすらあります。

それを鍼管という細い筒にいれて、軽くトントンと筒の端を叩いて,鍼を刺していきます。

筒が皮膚を少しキュッと張ってくれてるので,痛みはほとんど感じられません。

コップにピンと張ったラップにシュッと鍼をするようなイメージでしょうか、ラップがたるんでると刺さりも悪いし,痛みもでます。

日本のやり方は極めて,痛みの少ない手法です。

刺さない鍼というのも存在するぐらいです。

では、次回は、ツボはいつ使うのかについて書いてみようと思います。

 

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