女性はりきゅう師から見える不思議な世界

ツボに乗る

鍼灸院の風景

読むと元気になる東洋医学マンガ「素直なカラダ」を読んでみました。

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こんにちは、札幌の快気堂鍼灸院白石の副院長、鍼灸師(しんきゅうし)の須藤るるです。

今日は、最近、鍼灸師の間で話題になっていた,読むと元気になる東洋医学マンガ「素直なカラダ」を院長が早速購入してくれたので

レポートをしてみようと思います。

はり灸がマンガに取り上げられるのは、なかなかないのでわくわくして読みました。

当院は読書家の院長が、面白い本をどんどん教えてくれるので読みたい本に事欠かず、活字中毒のわたしのとって嬉しいかぎりとなっています。

掲載されてたのは、なんとあのモーニング

1番最初に驚いたのは雑誌「モーニング」に掲載されていた事です。

わたしの中で勝手に「モーニング」って、ジャンプを読んでた高校生男子がその後、移行するような「大人のジャンプ」の位置づけです。

だって「宇宙兄弟」や「島耕作」「コウノトリ」掲載してた雑誌ですよね。 そんなメジャー雑誌に鍼灸マンガが入ることがとても嬉しいです。

謎のベールに包まれた鍼灸院の内側がリアルに描かれてます。

鍼灸院の建物って外から,中が見えないことが多くないですか?

「鍼灸院」は診療時間と院長の名前ぐらいで、正面はガラスでもなかったりして、全く中が見えなくて、とても入りづらい印象がわたしにはあります。

その鍼灸院で、どういう感じで診療が行われているのか?

どんな患者さんがいらっしゃるのか?を良く描かれていると思いました。

読んで頂けると、鍼灸院へのハードルがぐっと下がる気がしました。

オーダーメイド治療な東洋医学

これは個人的な,今の私の見解ですが

西洋医学って最大公約数の治療のイメージなんです。

この症状の場合、こういうケースが多い、故にこの治療をしていく。

はり治療は、個々の身体の今を診ていく治療です。

以前のブログ「ツボってどうやって探すの?」で書きましたが、治療のためにツボを探す基準になるのは、「患者さんの指の寸法」です。

「目の前の患者さんの痛みや動きを悪くしている身体の緊張」を見つけて「その緊張をゆるめるために鍼をしていく」ことが

わたしたち鍼灸師の治療です。

いわゆる、「その時の患者さんにあったオーダーメイド」です。

「身体を前に倒して痛いという腰痛」ひとつでも使うツボは、その人の緊張がどこにあるかで違います。

マンガでもそこがしっかりと描かれています。

【「腰痛」と一言で言っても、実は8割の腰痛は原因不明です。

腰痛の方の85%は原因すら特定できない=非特異型腰痛に分類されます。】

原因を特定して、そこを叩くのが得意な西洋医学では、難しい分野となります。

学生時代に先生がとてもわかりやすく教えてくれたのが

風邪を引いたとき、西洋医学では、「風邪に対しての治療」をしますが

東洋医学だと「風邪の引き始め、熱の出始め、風邪の治りかけなど複数段階に分け、その時の症状に応じた漢方や鍼灸治療をしていきます。

意外と自分の身体のことってよくわかっていません。

東洋医学って、今ある目の前の症状だけではなくて、この症状を引き起こした日常の問題にも目をむけたりします。

陰陽五行を元にし「肝、心、脾、肺、腎」にそれぞれに感情「怒、喜、思、憂、恐」や「酸、苦,甘、辛、鹹(しょっぱい)」など色んな角度から診ていきます。

東洋医学的な診断ってとても面白いなぁと、学生時代、東洋医学の勉強をするのが大好きだったことを思い出しました。

鍼灸師のイメージ

マンガに出てくる「曲素瀬先生」は、おじいさんはないのに、白髪です。

一人、市民体育館でフラフープを一生懸命回しています。

治療描写は、ツボの名前が筆文字で踊っていて、まるで陰陽師のようです。

まぁ、鍼を打つ絵は地味ですから、華やかな描写も必要だよねとは思いますが

やっぱり、鍼灸師って不思議な人のイメージなんだなぁと改めて感じました。

次回は、「どんなときに鍼灸って受けたら最高なの?」について書いてみようと思います。

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